今日も風がやや強いが良いお天気です

今日からGW、掛川城では

２０１３春のお茶まつりが開催され

各種イベントが催されます。



その中でも今回の目玉

ひな人形の里帰り

所有者の瑞雲寺のご住職の特別のお計らいで実現しました

このおひな様は

天保15年掛川藩五代城主太田資始（すけもと）公が

越後長岡藩十代藩主牧野忠雅（ただまさ）公へ

孫娘（つね姫）の初節句に贈られた物です。



この人形は幻の名人江戸の人形師二代目仲秀英の作です。

仲秀英は人形師の最高位を号した名人でしたが

僅か39歳で逝去されており

現在確認されている人形は数体と

非常に貴重な作品の一つです。

仲秀英の作は学術的価値も高く

どれも重要文化財クラスです。


この噂を聞きつけ全国から人々が駆けつけ

中でも人形会の重鎮

東京、吉徳の学芸員のかたも個人的に見えられ

所持品の仲秀英の節句人形を披露して下さいました。